施餓鬼 

8月1日・2日に施餓鬼(せがき)という法要を厳修しました。暑い中、総勢250名の檀家様にお越しいただきました。

施餓鬼とは?

仏教の考え方であの世で飢えや渇きに苦しんでいる霊や、縁の薄い霊にもご飯と祈りを届ける法要です。「施」は施すこと、「餓鬼」は飢えに苦しむ霊を指します。普段の供養は家族やご先祖様が中心ですが、施餓鬼ではご先祖様以外の無縁仏にも供養を広げるのが特徴です。

はじまりのお話

お釈迦さまの弟子・阿難(あなん)尊者が、ある夜やせ細った餓鬼に出会い、「三日後、お前は私と同じ餓鬼道に落ちる」と告げられました。
驚いてお釈迦さまに相談すると、「多くの人や僧侶に食べ物を施し、その功徳をすべての霊に回向しなさい」と教えられます。
阿難がその通りに行うと、餓鬼は救われ、阿難も無事に過ごすことができたと伝えられています。

まとめ

施餓鬼は、自分のためだけでなく、すべての存在に善意を広げる仏教のこころを形にした法要です。ご先祖を敬う心とともに、縁のあるなしを問わず、多くの命への感謝と祈りを込めて営まれます。見えない存在への思いやりが、やがて自分やまわりの幸せにもつながっていきます。

さいごに

東光寺では檀家様限定でのご案内となりますが、菩提寺からお知らせがありました際は、ぜひ皆さまもご参列ください。

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