文化庁「ふるさと文化財の森」登録を目指して

国宝や重要文化財などの文化財建造物を修理し、後世に伝えていくためには、木材や檜皮、茅、漆などの資材の確保と、これらの資材に関する技能者を育成するためことが必要です。東光寺としても檜皮葺屋根の本堂に対する理解を広げていくために「ふるさと文化財の森」の登録に向けて文化庁による現地調査がありました。

檜皮葺屋根の現状

昨今、檜皮葺屋根に欠かせない天然のヒノキの伐採が増えており、資材の採取が困難になっています。またその材料を採取する「原皮師」も成り手が減り、全国で約50名しかいません。

2025年に東光寺境内林で原皮師作業見学会を開催した様子

東光寺の課題

東光寺は室町時代から続く約520年の古刹でもありながら、岐阜県での認知もなかなか厳しい状況が続き檜皮葺屋根の本堂や経蔵の歴史的な価値も届けることが難しい状況です。

そこで原皮師の須賀さんから「ふるさと文化財の森」登録し、国や行政に再認知してもらう方法もあると提案を受けました。

原皮師として黄綬褒章を授与された須賀氏と文化庁・結城調査官

12月3日には文化庁による現地調査もあり、登録に向けての基準は十分に満たしているとのことで、申請書に要項を入力していきます…‼

来年度からはさらに行政を巻き込んだ原皮師作業見学会を実施し、檜皮葺屋根の理解を広げていけるようにいろんな方のお力添えをいただき進みますので引き続き東光寺の活動を温かく見守っていただけますと幸いです。

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